マイクロドリル加工
最新のマイクロドリルを使いこなすために、長年にわたり合成繊維紡糸用ノズルの製造現場で培われた精密加工技術をベースとしており、常に技術を進化させています。
日本ノズルには、高アスペクト比(L/D)な孔を、限りなく曲がらず加工することができる、経験とノウハウがあります。
そして、自社製作した特殊工具を使うことで、最終段階の精度と仕上がりを向上させます。
放電加工
放電加工は、加工液中に浸漬した工作物(ワーク)と電極(工具)の間で放電現象を発生させることにより、ワークを溶融除去する加工法です。
放電加工には電極の形状をそのまま掘り進める「型彫り放電加工」と、ワークを溶融除去しながら孔形状を形作る「ワイヤーカット放電加工」があります。
加工面を放電溶融することから、導電性のある材質であれば加工が可能です。また、超硬合金、モリブデン、タンタル、チタン、タングステンなどの高硬度材または難削材も加工することができます。
切削加工で出るバリが少なく、綺麗な仕上がりになることが放電加工の特長です。
精密プレス加工
精密プレス加工は、当社の原点ともいえる製法で、紡糸用ノズル製作のために独自開発し、長年にわたり研究を積み重ね培われた精密加工技術です。
自社製作した特殊工具を用い、高精度の孔を量産することが可能です。
肉眼では見えないミクロンレベルの孔を無数に空けていく作業は、まさに職人技。高精度な真円性と、高品位な内面仕上がりを実現します。